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COLUMN |
SKATE COLUMN 2014/2/17 |
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『はじめましてとキッズの一言』
はじめまして、野坂氏より紹介頂き、
今回より全4回のコラムを書かせていただく事になりました
松井立と申します。
「???誰」、となっている方が大半だと思いますので
一応自己紹介として、、。
自分は今年でスケート暦21年目に突入した30台後半のスケートボーダーです。
「第一次PLAN B世代」とでも申しましょうか
いわゆる「XXXL」ファッション全盛の90年代にスケートボードを始め、
「VIRTUAL REALITY」「GOLD FISH」「EASTERN EXPOSURE」「CANDY」等
王道ストリート路線のビデオに影響を受け
バーチカルの映像なんて早送りしてたのに、
いつからかヘルメット&フルパッド着用で
バーチカルやトランジッションをメインにスケートするようになってました。
自分でも、何かおかしく感じていますが、とにかくスケヲタです。
よろしくお願いいたします。
では、本題に入りましょう。
少し前の話なんですが、デッキを新調し
アガり気味でスケートパークに行くと
馴染みのキッズが近づいてきて
キッズ「あ~、ニューデッキじゃん!見せて~」
自分「おぉ~、いいよホレ!」
キッズ「うぁ~、ねぇ~、何でステッカーこんなカッコよく貼れんの?」
という出来事がありました。
(注 プチ自慢をしたいワケではありません。)
そのキッズのデッキに目を向けるとステッカーは
どこか左右対称の感が否めない風に貼られていました。
で、自分のデッキはというと、
グラフィックが削れない部分にテキトーに貼った感じでした。
この時、自分の中で、ある記憶がフラッシュバックしました。
スケートボードに出会って一年ほど経過した頃、
スケーターが集まる広場に初めて行った時の事です。
多数のちゃんとスケートが出来る人達を間近で目撃した時、
スキルの高さもそうですが、
スケーター間の独特の空気感、
迷い無く発せられる「イエー!」という叫び声など、
その日の光景全てが当時の自分には無いものばかりで衝撃を受けました。
今となっては、当然の事になり過ぎていますが、
この頃の自分同様、きっとキッズには、
オッサンのテキトーに、こなれた感が、
イイ感じに見えてしまったのかもしれない。
自分も初めて「イエ~!」と叫んだ時、
またデッキのステッカーチューンを始めた時も
「なんか違うな~」って感じていました。
「あぁ、お前も20年くらいスケート続ければ
ステッカーくらい、カッコよく貼れるようになるよ。」
とブチアガりつつ、
それを悟られまいと冷静に語ったのはココだけの秘密にしておいて下さい。
実際、長くスケートボードを続けてしまうと
人生のベクトルが、常軌から外れるというか
ろくでもない方向に進んでしまう可能性が
まぁまぁ高いと思うけどね。
その日、ニューデッキとキッズの一言のおかげで
調子が良かったのは言うまでも無い。
はいっ、ろくでもないオッサンのノスタルジックな話でした~
ではまた次回、ありがとうございました。
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