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COLUMN |
SKATE COLUMN 2013/10/16 |
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haroshi
アーティスト。使用済みスケートボードを使用し、新たな命を吹き込む。
2012年, HUF x DLX x HAROSHI の個展をLAのダウンタウンで開催。
HUFからはHAROSHIシリーズ、glassy sun hater からシグネチャーモデル、
DLXのREALskateboardとKROOKEDからデッキをリリース
2013年秋にUNIFUL X HAROSHIのデッキをリリース。
Berricsで開催されるBATBのトロフィーを2年連続で製作する。
http://www.haroshi.com/ |
1回目 |
2013/10/16 |
『はじめまして』 |
2回目 |
2013/11/6 |
『BATB6のトロフィーのこと』 |
3回目 |
2013/11/20 |
『サインのはなし』 |
4回目 |
2013/12/4 |
『アメリカと日本』 |
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『はじめまして』
はじめまして。haroshiという名前でアーティストをしてます。
今回はチョッパーさんから紹介して頂きまして、久しぶりに文章を書かせて頂く事になりました。
何年か前まではこまめにblogなんかをやっていたのですが、
何だかとてもやる気がなくなってしまってやめていました。
ここに目を通すスケーターたちが興味を持ってくれるかわかりませんがどうぞよろしくお願いします。
ざっくり自分の紹介をしたいと思います。
使い終わったスケートボードを加工していろいろな物を作っています。
そして振り返ればずいぶん長い事スケートボードにどっぷり浸かっていました。
5年くらい前に東京の足立区にあるアメージングスクエア(旧キノウチサイクル、現maps)にできた
コンビボウルで滑りたいという理由だけでの近所の今の町に引っ越してくるほど
スケートに対するモチベーションが高かったのですが、
仕事が忙しくなるにつれ腰が見る見るうちに悪くなってしまい、
今では腰痛を発症させてしまうと1週間は寝たきりになってしまいます。
それでは仕事ができないという大人の事情と
それによる著しいモチベーションの低下によって今はスケートができていません。
じゃあそんなポーザーのぼくに何がかけるの?と言ったところですが
スケートの周りにある物や事について書こうかと思います。
............といってもいきなりは何も思いつかず、何を書いていいかもわからないので今の事から書きます。
僕は今ロンドンの通称blicklane(ブリックレーン)と呼ばれている通りにあるhotelで
夜中の12時にこの文章を書いています。
この通りの入り口付近はバングラディッシュの移民がたくさん住んでいるので
チキンの丸焼きがぐるぐる30個くらい一気に丸焼きにされていたり、
とにかくスパイシーな食べ物が溢れているような、インドみたいな町です。
(おじさんは超ナイス。トングでカチカチ言わせながら『スパイシ~?』と聞いてきます。)
白人の比較的少ないとてもロンドンとは思えない静か町なのでだいぶ油断していましたが..........
このホテル、週末は1階がなぜかクラブと化します!
今3階に泊まっているのですが、
もうクラブ(1階)のズンズン響く大音量(もはや苦情とかのレベルを超してるやつ)の振動と
通りで大騒ぎする若者たちで絶対に寝る事はできません!
耳栓をして、ノイズキャンセルのイヤホンをしても体に伝わってくる振動はキャンセルできないんですね~
はっきりいって寝れないんなら踊りに行くか?という間違えた判断をしそうなレベルです。
今年の4月にメキシコに行ったのですが、
そこのホテルも屋上が週末クラブになってどえらい事になっていました。
で、なんでロンドンにいるかと言いますと
今ちょうど個展をstolenspaceというギャラリーで開いています。
このギャラリーはロンドンのアーティストのD*FACE(以下Dさん)が
もともと6年前に仲間たちの発表の場に、と始めた空間なのですが、
今ではアメリカからはシェパード.フェアリー(オバマのhopeのポスターを書いた人)が
個展を開くほどのギャラリーに成長しました。
日本人ではあのusuglowさんが個展を開いたりしています。
2年くらい前にこのお話をもらってたんですけど、
とても忙がしかったので返事を保留にしていたところ、
たまたま日本に仕事で来たDさんとご飯を食べたときに
『どうなんや?おまえはんうちでやらんのか?』と聞かれましたので、やる事を決定いたしました。
Dさんはスケート周りでは数年前にREALskateboardでD*FACEシリーズをリリースしたり、
プールでカービングしたラインがまるでドローイングのようになる表現(説明難し!)を
salba(steve alva)とやったりしたことで知られていると思います。
ぼくも去年にREALやkrookedからデッキをリリースしたり
HUFとコラボして面白い事をやったりしているので、ちょっと親近感をもっていたのです。
(Dさんのスタジオ。ものすごく広くてうらやましいけど家賃が高すぎます!)
(これは本当にやばい!感動した!)
やっぱり僕らはスケートも好きだし、アートも好きだという共通点からとても仲良くなる事ができました。
ちなみに僕は英語がほとんどしゃべれません。
こういう風に言うとみんな『またまた~』と言いますが、
実際僕がしゃべっているのを見ると
だいたいみんな『こいつこの英語のスキルでどうやってやってきたんだ?』という顔をします。
それでもだいたいパッションがつたわり、
かつお互いの仕事を認め合えれば目と目で通じ合える物だと思っています......そう思いたいです。
(ホテルの部屋から見えるギャラリーで個展してます!ここから通行人の反応をチェックするのが最高!)
つづく
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