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skate columnSKATE COLUMN 2012/8/8  

小原祐一
渋谷/代官山にあるスケートショップ CALIFORNIA STREETに勤務。
アパレルブランド COLOR COMMUNICATIONSの平社員兼社長。
スケートフォトグラファーとして活動中。
毎月15日、ustream内の生放送番組、FESN.TVにレギュラー出演中。
スポンサー:FATBROS, DESTRUCTO, HARDZEISS, IKB, 友達
1回目 2012/8/8 『出会い』
2回目 2012/8/22 『怪我・ポジティブ』
3回目 2012/8/29 『HOME SPOT / 守らねばならないもの』
4回目 2012/9/4 『初期衝動』

『出会い』


初めまして。
SECRETCUT編集長、中村晋久氏よりバトンを受け取りました小原祐一です。
ユッキーも紹介文で記した通り半分無理矢理説得されて今に至りますが、
やるとなったらやる男ということでがんばりますので今回より全4回お付き合い下さい。
初回ですので自己紹介からいきましょうか。
1976年1月10日生まれ(神戸生まれ、東京育ち)36歳のスケートボーダーです。
10年間の海外生活を経て今現在は豊島区民、IKBにて生息しております。
スケート歴は21年、スケートショップCALIFORNIA STREETで働いてます。
COLOR COMMUNICATIONSというアパレルブランドをやってます。
フォトグラファーもしてます。
毎月15日にFESN.TVに出演してます。
たまに翻訳やったり、とにかくこれ以上は無理っていうぐらい色々やってます。
自己紹介はこれぐらいにしておいて、まずはスケートボードとの出会いをコラムしようと思います。
15歳の時、家の事情でアメリカ東海岸NEW JERSEY州へ引っ越しました。
自分がいた場所はNEW JERSEYの南部、NEW YORKとWASHINGTON DCの間くらいで、
橋を渡って州を越えればPHILADELPHIA。
当時は本当に行きたくなかったです。
高1の多感な時期です。
好きな娘がいたりとか。。。分かりますよね?
とにかく右も左も解らず
英語も『THIS IS A PEN』くらいしか話せない自分はかなりのホームシックの中、
単なるお洒落の為に探していたVANS SHOESを買う為に
スーパー(SHOP RITE)でTHRASHER MAGAZINEを購入しました。
thrasher-1991-01-cover
そして雑誌の中に掲載されていた広告の店で$19.95でSK8 HIを通販でGET。
無事にシューズが届き
ふと『VANSってスケートシューズなんだよな~』と感じました。
『じゃあスケボーやってみようかな』と思い立ち、
そしてまたすぐに同じTHRASHERを開き
今度は人生初となるスケートボードを購入しました。
確かCALIFORNIA SK8EXPRESSって店でした。
セットアップは、NEW DEALのANDY HOWELLが描いたグラフィックのDECK(テールが四角い奴ね)、
GULLWING STREET SHADOW2 のTRUCK、NUDE EEL 60mmのWHEEL。
やっぱりファーストって鮮明に覚えてますね。
とにかく分けも分からず買ったのですが、
英語も分からなくて人とコミュニケーションも取れない自分は
一人で遊べるおもちゃを手にし、ただひたすら家の前でスケボーしました。
中学生時代に先輩が学校にスケボーを持ってきて見せてくれたOLLIEのやり方だけを頼りに。
始めの3ヶ月はPUSHとOLLIEしかしませんでした。
とにかくOLLIEができないと誰も相手にしてくれないと思ってたし、仲間にも入れないと思ってました。
特に何もしゃべれない自分にとってはこれが唯一のコミュニケーションツールになるだろうと信じて、
言葉も分からない学校生活以外の時間は全てスケボーでした。
実際難しいけど、少しづつでもOLLIEが高くなる事や、上達するのが楽しかったです。
東京とは違って田舎でしたし、他にやることもなかったし。
それが僕とスケートボードの『出会い』でした。
ここから色々な扉を開らき続けて、
今こうやってスケートボードについてコラムなんか書いちゃってます。
次回に続く。

skate column小原祐一
1回目 2012/8/8 『出会い』
2回目 2012/8/22 『怪我・ポジティブ』
3回目 2012/8/29 『HOME SPOT / 守らねばならないもの』
4回目 2012/9/4 『初期衝動』
 
 
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