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COLUMN |
SKATE COLUMN 2008/1/9 |
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Ura3(ウラサン)
ローカル:東京都世田谷区 スケート歴:20年
スタンス:レギュラー シューズ:Vans 9.5
デッキ:Stereo 7.875 トラック:Independent 129
ウィール:DarkStar DD 52 ベアリング:Tatsumi-ya |
1回目 |
2008/1/9 |
『レールな因縁』 |
2回目 |
2008/1/23 |
『滑るという事』 |
3回目 |
2008/2/6 |
『脚でやるという事』 |
4回目 |
2008/2/13 |
『今でも恐いです』 |
5回目 |
2008/2/18 |
『因縁のレール』 |
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『レールな因縁』
ブラナビをご観覧の皆様、明けましておめでとうございます。
ura3と呼ばれる者です。
はじめに簡単な自己紹介をさせていただきます。
東京は世田谷地区の公園をホームにスケーターをやってかれこれ20年になります。
年齢はまだ40代には達していないので人生の半分以上スケーターをやっております。
こうなったら意地でも一生続けたいものです、はい。
若い頃はいわゆるストリート・スケーターってやつで、ビデオなんかも作ったりしました。
生意気にもブランドなんてものを作って、スケートボード・ツアーなんて事をやってみたりもしました。
まあそれも10年以上前ですね。
30歳を過ぎたあたりから明らかに年下のビル警備員に怒られた際、いちいち口論するのが面倒クサくなってきまして、ストリートよりもミニランプやパークなどでスケートすることが多くなってきました。
自己紹介はそんなとこですかね。
あ、性別はメンズです。
しかしなんでずっとスケートボードをやってるのか?たまに自分でも不思議に思う事があります。
ガキの頃はスケートボード以外にも今までいろんな事やってきました。
今回はせっかくなのでスケーターがスケートボードじゃない事を書くコラムにしてみようと思います。
1970~1980年代、まだに流行したローラースケートは当時小学生のオレもハマりましたね。
「誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントの両方合わせていいからローラースケート買ってくれ!」って親にねだったもんです。幸い親がこういうモノが好きな人なので自分達も一緒に始めました。
最初は公園に連れて行ってもらってやってましたが、そのうち公園でいつも一緒にやってるおにいさんやおねえさんが相手してくれるようになって一人でもやりに行ってました。
自分ではよく分かってなかったんですがその当時はローラーゲームっていうのが流行ったらしく、その影響で広まったんだったんだそうです。
ガキですから見た事も会った事もない人はどうでもイイってかんじで、まずは身近なおにいさんと同等になりたい、むしろ彼等より上手くなりたいという思いが強いので、まずは彼等のトリックを盗む訳です。
一番カッコイイとされてるトリックは空き缶を1m間隔ぐらいに並べてそれにぶつからないようにすり抜けていくという、いわゆるスラロームです。スピードが速くて1つも倒さないとかなりカッコよかったですね。
でもそればっかりじゃ飽きてくる訳です。
ある日公園に行くとお兄さん達が誰も来てなくて一人で空き缶並べるのも面倒クサいと思い、公園をクルーズしているとスケートボードのお兄さん達が植え込みの周りにあるレールに乗っかってました。
それが衝撃的でエキサイティングに見えたんでしょうね。
その横でローラースケートの渡しもマネしてみました。
スケートボードのおにいさん達がやってたのは今で言うボード・スライド、ロックンロール・スライドというやつ。ローラースケートは片足にスケートボードを履いている様なモノですから、とりあえず土踏まずの部分でロックさせれば良いと思ったんでしょうね。ためらいもなく突っ込んだはいいもののガッチリはまって取れなくなって植え込みに顔着(顔面着地)したのは今だにトラウマになってます。
泣き出す私をスケーターのおにいさん達は「ナイストライ」した事をエラく褒めてくれて助けてくれたのを思い出します。
自分で言うのもなんですが、褒められると調子に乗る性格です。
それからはスラロームには魅力がなくなったのか、高いところからジャンプしたりレールを克服しようと頑張ってましたね。何か危険だったり、人を驚かす事に興味を覚えたのはこの時だったかもしれません。その後こうした状況はスケートボードをはじめてから何度も味わう事になります。
今回はそろそろ失礼します。
手前の黄色いのがガキの私。その奥には当時のスケートボーダーが。
スポーツマン的なファッションが印象的。この時代の後にボードスライドなんかが出てきた。
写真右端に映っているのが顔着したレール。芝生じゃなかったら…。
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