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COLUMN |
SKATE COLUMN 2008/7/16 |
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『スケートを始めた理由』
ブラナビをお読みになるみな様はじめまして!!!
SFに強烈なコネクションを持つCBチビドラ氏にキーボードリレーを頂き、
今回よりコラムを担当させて頂きます、上田豪です。
しかしCB氏のコネクションは凄いですね。日本スケート史上、あれだけのパイプを作り、帰国後常に国内スケートシーンに対し情報提供や、
海の向こうのヒーロー達と付き合って行ける姿勢を体現して下さるスケーターは、少ないんじゃないでしょうか?
こんなもんでいいすかね!CB様!
そんなCB様同様、俺も10年前にワーキングホリデーで1年半カナダに渡り、向こうのプロ達と仲良くなり、今ではカナダのPREMIUMやアメリカの1031というプロスケーターが仕切るブランドを日本のスケーターである俺がメーカーとして扱えるようになり、MAX DUFOURやALEX
GAVIN、1031のクリスチャンスビタックやチャドナイトとスカイプで楽しくやり取りしています。
上記に書いたスカイプ(http://www.skype.com/intl/ja/)とはインターネット回線を利用した無料の電話みたいなもので
一度に6人まで通話ができるため、ライダーミーティングなどに使ったり、海外とのやり取りで通訳を入れた大事な金銭取引の会話をしたり、
ミーティング時にそれぞれの人たちに大きいデータなどを送ったり、動画も送ったりできる素晴らしいツールなんです。
話それました、話戻します。
スケートに出会ったからこそ、CB氏や人生における大事な人達と知り合えたり、海を越えての仲間達と知り合えてしまった訳です。
ここからがコラムの本題にやっと入ります。
仲間達と知り合えたこのスケート、みんなはどうしてスケートに出会ったんだろうと?
俺はよくその事をみんなに聞いて、そうなんだ~!といつもアガッてるので
ファーストコラムは俺がどうしてスケートに出会ったかを書きたいと思います。
スケートに出会ったのは20年前。
スケートに逢う前は(小学校)空手やサッカーやってたけど、監督や師範には、体でかくなったらシメテやる!って思ってたし、
教師や誰からも好かれようといい子ちゃんそぶりしていた同年代には糞だなと思ってたし、『あの柵超えた向こう側に行ったら
たのしくね~』って言う俺のワクワクアイデアに賛同しなかったまじめちゃんにも怒りのビーム入れてたし。
そんな感じだったんで、ハブですね、完全に。
とにかくワクワクする事に燃えてきてくれない奴らは、俺の中で『つまんね~ダセーヨ』だった。
無論、少し過激すぎる遊びをチョイスしてしまってたかも知んないけど、エアコンの効いた部屋でファミコン?
チャリで近所の駄菓子屋でゲーム?
甘いよ、俺は上野動物園に行って野生観察、虎の檻の前で、虎にガンつけ1時間コースでしょ。んでションベンかけられんだよ、知ってますか?ホースでドバーぐらいあんですよあいつの尿は。
鬼ごっこ、、ぬるいんです、他の奴らの走りっぷりが、、捕まりたくなかったら5階の団地の配水管から下までトランスファーなんですよ。
とにかく、俺のドキドキワクワクする気持ちを、みなに無理強いさせた結果、いじめっ子の、あの子と付き合うんじゃありません状態。
ま~そんな事、くそくらえだったんで一人で毎日スリリング~を探してました。
でも心の中で一緒にウオ~ってなれる仲間を本当は探してたんですけどね。
そんな中学1年のある日、道の向こうから先輩がスケートに乗ってプッシュして来たんですよ。
でもその先には工事中のマンホール。
どう見ても、そのまま来たらウイールが段差にひっかかってこけるっしょ。
そう思って見てたら、パコ~ンと跳んじゃったんです。
もう頭ぶち抜かれました、
チクタクとかがスケートでしょぐらいのフラフープ的目線でしか知らなかった俺をそく虜にしました。
片足で大地を蹴りあげ、上半身を前へ前へ突き出し、挙げ句の果てに跳んじゃうの!?
『これやりて~!!!』
この写真のトリックは過去最高のスリルでした。
即Uターンで帰って親父に嘆願。
でも☆ヒューマに俺をさせたかった親父の返事はNO、そこをなんとかお願いしますとえずきながら再度嘆願。
結局買ってもらう約束で親父に誓った早起きマラソンは、3日坊主でやぶり手に入れたスケートボードでスケーター俺が誕生した。
もう夢中になった。毎日スケートは当たり前です。
パワースライドがうまくできなくて、雨の日にやれば滑るんじゃんて雨の日練習、結果トリック取得、、後、先輩にデッキを濡らしたら板が死んじゃうぞって、オーリーしたらボスって音で、朝まで泣いた日もあった。
とにかく楽しかった、ワクワクするし転べば痛いって事でスリルも満点!!!
すぐにみんなに教えたっす、スケートを。
今でこそ当時のみんなはあまりやってないけど、俺のワクワクアイテムに、中学入ってたんで興味を持ってくれる
仲間もでき凄く楽しかった事を覚えてます。
最後に、、、初めて手に入れたデッキの事、今でも鮮明に覚えています。
大金を握りしめわずか12才のガキが買いに行ったプロショップ。
担当のスタッフさんが親切にパーツの説明をしてくれて、
目の前で張ってくれたデッキテープ張りを、まのあたりにし
押さえる事のできない気持ちの高まり!完成した時のコンプリートのきらびやかな事。
そして受け取ったときに貰った、数枚のステッカーと
『がんばれよ!』というどんな教え人より、ガキを納得させる本気の一言。
コラムを書いている今も鳥肌です。
あれから20年経った今、あの時のガキが大人になり、
デッキを造ってくれたあの時の担当の方と
今でもつながり、そして一緒に仕事ができてるこの事実。
『がんばれよ!』と声をかけてくれた担当の方、そしてスケートボードありがとうございます!!!
ショップの皆様、よけいな言葉になってしまいますが、初めてデッキを買いにくる子は、
一人一人手に入れるまでのドキドキは計り知れないと思います。
買いにきてくれた子に対し力いっぱいのやさしさを伝えてみて下さい。
きっとその子の一生の思い出の中に皆様の事は刻まれています。
PS 最後まで読んで下さって本当にありがとうございます。
どえらいグラフィックのデッキが入ってきますので見て下さい。
http://www.13mind.com/news/news_2008_3.html#0711
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