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COLUMN |
SKATE COLUMN 2009/1/7 |
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『はじめてのアメリカ』
みなさんお元気ですか? 荒畑潤一です。
今回で最後になってしまう僕のコラム。
前回はアメリカに飛び立ったところで終わっていました。
さて初めての海外少し不安だけど何故か気持ちも踊る。
アッという間に目的地のロスアンゼルスに。
ブッキングやらなんやで2~3時間遅れての到着。
そして当時LAに住んでいた彼女と9ヶ月ぶりの再会。
不安は一気にふっ飛んだ。
初めて見る広い景色、フリーウェイから眺めるダウンタウンLAは絶景だった。
向こうで最初に食べた食事はカルボナーラ!
でも口に合わず、今でも忘れられない。(今は海外の味に慣れたので美味しい)
それから彼女が学校の友達や知り合いに色々とスケートパークやスケートショップを調べてもらい
少しずつスケート開始。
最初は彼女の家の近所のスーパーの裏でキッズと一緒に滑っていたのを今でも覚えている。
それから数日が経ち、僕が夢にまで見たスポット!サンタモニカコートハウス(裁判所)を見つけ早速潜入。
ビデオで見るより狭い。
魚眼レンズの効果だろう。
あれ?見た事がある人が滑っている!
チョコレートのライダーのダニエルだ~
しばらく僕は初めて見た彼をずっと遠くから見ていた。
そしてあくる日、当時スポンサーだった日本の代理店の
海外エージェントの人に連れてってもらった老舗ブランド『World industries』の本社。
その大きさと働いている人の多さにビックリ!
奥からロドニー・ミューレンが出て来たのにもビックリ!
しかも急遽彼にスポンサーミービデオを見てもらう事に。
結果フローライダーだけどサポートして貰える事に。
僕は当時英語が喋れなかったので
エージェントの人に板何本貰っても良いかロドニーに聞いてもらえますか?と訪ねた。
『う~ん。テンボード!』 とロドニーは言った。
マジ~??
10本も良いの?
やっぱ本場は違う!!
スケールの大きさにやられた。
結局板10本、ウィール10セット、ベアリング10セットと洋服たんまりもらって
ロドニーに挨拶をして帰宅しようとしたら
憧れのカリーム・キャンベルに遭遇!!
握手してもらい写真も一緒に撮った。
まさか初めて行った憧れの場所で憧れの人と会えるなんて夢みたいな一日だった。
しかも渡米最初の一週間位で。
僕が最初に渡米した期間は90日、アメリカに滞在できる期間ギリギリ。
まだまだ続く初めての渡米、本当に毎日が楽しくて刺激的だった。
それからはサンタモニカのスポットを拠点とし毎日レベルが高い人達とスケート☆
中でもその当時同じ年でスペインから来ていたエンリケの存在は僕にとって大きかった。
彼のスケートに対するハングリーな気持ち、言葉の壁を乗り越えたあの明るさ、プロになるまでの苦労。
国は違うが僕と同じような境遇の彼から得るものは素晴らしかった。
エンリケ、ロビー・マッキンリー、デーウォンとは本当よく一緒にスケートした。
まだまだ沢山ある僕の海外での経験をみなさんにお伝えしたいけど
ペンを止めなければならない時間が来てしまいました。
続きはどこかで僕を見かけた時にでも興味のある方は聞いてください。
最後に僕に沢山の良い影響を与えてくれたスケートボード、アメリカ、沢山の友人、彼女に感謝。
英語が喋れなくてもスケートひとつ持っていくだけで旅が二倍、三倍楽しくなる。
これから大人になるスケーター諸君には
是非海外に行き、日本ではできない沢山の良い経験をしてもらいたい!
そこには夢や希望が沢山あるから。
最後まで読んでくれたみなさんありがとうございました。
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