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| COLUMN |
 SURF COLUMN 2016/12/21
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『2020東京オリンピック』
2020年のオリンピックは、兄が生まれた1964年開催に続き、僕達が生まれ育った「東京」での開催が決定し、
今年8月にはこの2020東京オリンピックで“サーフィン”が初の正式種目に決定されました。
そして今月には気になる開催地も正式決定となり、オリンピックでのサーフィン開催地は「千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸」という(通称“志田下”、昔から多くの国内トップのプロサーファーやアマチュアサーファーが集まり“サーフィン道場”とも呼ばれる)日本では代表的なサーフポイントに決定しました。
この釣ヶ崎海岸では毎週末のようにサーフィンコンテストが行なわれており、今年5月には国内最大級の国際サーフィンコンテスト“WSL QS6000 Ichinomiya Chiba Open”が開催され、世界中のトップアスリートサーファーが集い、戦い、ハイグレードなサーフィンコンテストが行なわれたこのサーフポイントでオリンピックが開催されます。
ご存知のとおり、サーフィンは海のスポーツですが、同じ横のりの雪上のスポーツであるスノーボードも、正式種目としてスタートしたのが1998年長野オリンピックであり、オリンピックでの横のりスポーツは日本が初開催となります。
近年、日本のサーフィンレベルは上がっています。
記憶に新しいのは、カリフォルニア・ハンティントンビーチで開催された「WSL QS10000 2015 US Open Of Surfing」での“大原洋人”選手の優勝です。
この大会はゴルフ界でのUS OPENやテニス界のウィンブルドンと同じように、サーフィン界では名誉あるコンテストで、歴代のチャンピオンには世界有数のチャンピオンが多く、その歴代チャンピオンリストに“Hiroto Ohhara(JPN)”と刻まれた瞬間を、自分は現場で見る機会に恵まれました。
日本人サーファーとして嬉しい限りで、鳥肌が立ち、涙が止まらず、その瞬間をスマートフォンで100枚位写していた事を今も覚えています。
また、この大原選手も代表選手として参戦した事がある「ISA World Junior Surfing Championship」では、2012年のパナマ開催で初の団体上位5位となり、2013年ニカラグア、2014年エクアドル、2015年カリフォルニアと連続団体5位に、そして今年2016年ポルトガル開催では団体4位入賞となり、チームジュニアジャパンメンバー全員が表彰台に上がり、チーム全員がメダルを頂きました。
この結果は、日本サーフィン界初の快挙で、代表選手はもちろんですが、メンバーとコーチ、マネージャーが1つの大きな力となり、それに日本から深夜ライブで応援して頂いた方々の力も加わった結果です。
また、U16 Boysでは森友二選手が3位、西優司選手が4位と“ダブルユウジ”の活躍も大きかったです。
そして、日本を代表するアスリートサーファー“大野修聖”選手やこのジュニア世代も含め、2020東京オリンピックの日本代表選手が選ばれます。
さらに、オリンピックで初めてのサーフィンは我々のホームである“日本”で開催されるということで、夢と期待が広がります。
さて、私のコラムは今回で終了となります。
1回から3回までは「サーフィンコンテストとコンテストスタッフとアスリートサーファー」と題し、特にアマテュアのサーフィンについて書きました。
あまり文章は得意な方ではないので、誤字脱字等お見苦しい点もあったかと思いますが、読んで頂けた皆様、ありがとうございました。
今から2020東京オリンピックでの“サーフィン”がとても、とても楽しみです。
皆さん、日の丸の旗を持って一緒に応援にいきましょう！
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