小川啓｜サーフコラム｜ボードカルチャー＆ファッションのビジネス展示会：インタースタイル

　COLUMN

SURF COLUMN 2015/8/18

小川啓 1974,9,5生　伊豆下田出身　ホームポイント伊豆全域プロサーファーである父の影響で小学4年生でサーフィンを始める。アマチュア時代ボーイズクラス全日本優勝、ジュニアクラス全日本優勝 2回、フランス世界選手権日本代表、オーストラリアプロジュニア代表高校卒業後単身でオーストラリアに留学、帰国後プロサーファーへ転身。プロでは、WQS 優勝 2回、JPSA 優勝 1回、ハレイワインターナショナル優勝 4年前に下田でSurf PINKMAFIA☆経営スポンサー Waterflash surfboard , MAXIM craftsuits, MAX XL WATCHES, ELECTRIC, BLACKLINE Instagram HIRAKUOGAWA Twitter HirakuOgawa
1回目	2015/8/12	『As a kid.』
2回目	2015/8/18	『a day in Hawaii.』
3回目	2015/9/2	『boat trip to DREAM islands』
4回目	2015/9/16	『OZ Life』

『a day in Hawaii.』

こんにちは。
2回目のコラムはハワイでStayしていた時の一コマになります。
1995年ぐらいのハワイでの出来事。
当時、僕は冬になると毎年ハワイのサンセットビーチの目の前にStayしていた。
庭から直ぐにビーチへパドルアウト出来る最高な場所だ。
毎日、日暮れまでサーフィン。
ある日、海から上がるとビーチでギターを弾いている人がいた。
いつもStayしていた家の入口の脇で弾いていて、
それがものすごくギターも歌も上手でただ物のでは無いと思っていた。
ある時、友達がSublimeがバックヤードに部屋を借りていて
これから遊びに行くけどヒラクも行かないか？と誘われた。
当時、サーフィンのビデオで有名なティラースティール監督のビデオ。
その中でよく曲を使われて流れていたのでSublimeは当然知っていたわけだ。
もちろん、大興奮で誘いに乗った。
サンセットビーチから歩いてバックヤードの方に歩いて行くとポイントが見渡せるほどの大豪邸に着いた。
中に入るとリビングにはドラムセットにギターにベース一式が置かれていて、
4,5人の男達が演奏してたのである。
僕達に気付くと、一人の男がHiと挨拶しながら近づいて来た。
見るとビックリ。海上がりにギターを弾いていたその人だった。
紹介されると、その人はSublimeのボーカルBradly本人で
どうりで上手なわけでただ物では無いと思ったわけだと心の中で呟いた。
それから、みんなでビールで乾杯してイロイロな話しをした。
冷蔵庫に貼ってあったマグネットプレートにLife is short play hard.って書いてあるのが印象的だった。
そして、メンバーの一人が
今夜ティラースティール監督のgood times tour Liveがダウンタウンで開催されていて、PennyWise,Blink182,unwritenlow,sprungmonkyも一緒じゃないか？と話しになり…
サーファーやファンだったら誰もが行きたいLIVEであり、もちろん僕も行きたいLIVEだった。
当然チケットを取るにも難しいLIVEだ。
そこに、Sublimeもゲリラ的に参戦しようと言う提案だった。
そして、流れで僕も付いて行くことになりドキドキして待っていると
どこにあったのか巨大なトレーラーが来てギターや販売するCDなどの物販を積んでノースショアを後にした。
トレーラーの中では、これから新しく世に出るSublimeのCDを手渡しでプレゼントされ興奮した。
写真はその時にプレゼントされたCDになる。

いざ、夕方に着くとゲリラ的な参加は出来ないと言われ結局Playどころか会場にも入れずじまい。
Sublimeは速攻、帰ってしまった。
僕はせっかく来たわけだし、残ることにした。
だけどチケットが無く途方に暮れていると
ハワイアンのレジェンドサーファー純城プロがチケットを譲ってくれ
無事にgood times tourを観ることが出来た。
これがハワイでstayしてた時の一コマの経験である。
他にもハワイでは何年も冬になるとstayしてたので
いろいろなエピソードはあるが書ききれないので二回目のコラムはこの辺で。
小川啓

小川啓
1回目	2015/8/12	『As a kid.』
2回目	2015/8/18	『a day in Hawaii.』
3回目	2015/9/2	『boat trip to DREAM islands』
4回目	2015/9/16	『OZ Life』