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COLUMN |
SURF COLUMN 2013/6/5 |
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瀬筒雄太
親父の影響で10歳からサーフィンを始める。
半年後に中村清太郎君のライディングを見て衝撃を受け、ロングボードと出会う。
それからプロを目指し14歳の時にJPSA公認プロロングボーダーの資格を得る。
その後は千葉・太東に移住し国内外のコンテストに精力を傾けるも、
その最中でサーフィンに対する価値観が変わり、20歳の時に日本のツアーを退く。
現在は海外のトリップやフリーサーフを楽しむ傍ら、
プロ活動としてJoel Tudorが主催するDuct Tape Invitationalに参加。 |
1回目 |
2013/4/17 |
『ロングボードの持つ魅力』 |
2回目 |
2013/5/8 |
『第1回とのギャップ。アップエンドダウン。』 |
3回目 |
2013/5/22 |
『9’6』 |
4回目 |
2013/6/5 |
『From Bali』 |
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『From Bali』
日本時間でAM2:46。バリは時差が1時間あるからAM1:46。ビッグパーティーも終わりかけたころ、原稿を書かなければいけないことを思い出し、フラフラの状態でPCを開いてタイピングしている。笑
サーファーならなじみのあるバリ・チャングーにて、最近雑誌のいたるところで特集されている「DEUS」が開催するイベントに参加するためにバリに来ている。イベントの内容はFISH FLY/ボディーサーフコンペ/シングルフィンログコンペの豪華3本立てに加え、丁寧にも日が暮れた後はアートショーにムービーのプレミア、さらには名だたる有名なシェイパーを連ねてフォーラムを開催、最後にはすべてのコンテンツを締めくくるパーティーが用意されていた。
まさにそのパーティーから帰ってきた今。日中はコンペだったものの、10時くらいには自分の出番も終わっていたし、なんだかんだかれこれ20本くらいのビンタンは飲んでいる。笑 バリで開催されるということもあり、オーストラリアの友達をメインに、アメリカ・イギリスなど各所からさまざまな友達が来バリしていて、みんなと久しぶりに会えた夜はとても心地よかった。
僕の前にコラムを書いていたBEAMSの加藤さんが言っていたように「サーファーとは目の前で起こることに迅速かつユニークに対応するもの」とは、自分の中にも共通する信念であり、基本的にディープな夜や言葉の通じにくい環境などは苦手なのだが、そこはあえてのチャレンジングで今宵を楽しみきった。
「今日はビッグパーティーだから明日は遅く起きるよー」なんて言っていた友達がいたが、自分は今も原稿を書いていて、さらに明日は撮影のため、これもまた親切にサーフガイドが朝5:30に迎えに来てくれることになっている。
そして今は2:00。お迎えまであと3時間ピッタリ。夜通し踊りまくったから汗はびっしょり、朝は早くからコンペに出ていたため体はグッタリ。こんなどうしようもない自分をどうしたものかと慰める反面、たくさんの収穫を得ることが出来たから「良」としている。
どんな状況下においても、楽しみながら超えていく精神と、向かい合うその気持ちは、サーフィンが教えてくれた。オンショアのスモールコンディションというつまらない状況も楽しむ方法を模索し、ビッグウェイブが来たときもそれに対しての恐怖心と克服する方法を考え挑む。小さなことでも大きな力が必要になる。そんな思いで原稿を書いていたらもう書き終わってしまった。笑
最後は取り留めのない文章になりましたが、少しでも多くの方に楽しんでいただけたとしたら幸いです。そして次回からは自分が小さい時からすごくお世話になっているボードビルダーの方のコラムをおたのしみに。
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