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COLUMN |
SURF COLUMN 2011/5/18 |
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『サーフショップ』
このたびの東日本大震災により、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
また、全国の皆様からたくさんのご支援やご尽力をいただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
北海道の小早川さんからコラムをお話をいただき書かせていただくことになりました。
何から書いてよいがわからなかったのでここ最近感じたことを今回は書かせていただきます。
今回はサーフショップという空間についてここ1カ月で私なりに感じたことを書いてみたいと思います。
私の場合は父がサーフショップを長年経営していたので、
自然とその空間に違和感なく育ったと思っていました。
今私は地元宮城仙台を一旦離れています。
今回の震災で実家と家業を失いましたが、
ありがたいことに現在湘南のthe rlm rubber,4Dmensionsを展開している3オーシャン社にて、
家業と並行していたウェットの営業の仕事を継続していただけることになりました。
会社では商品の出荷や近所のサーフショップへいく仕事を与えていただき、
新鮮な思いを感じながら各サーフショップに伺っています。
行った先々でサーフショップとは?と考えるようになりました。
ここ最近伺ったお店のお客さんにお店の特徴を聞いてみたら
最初は店内に入ることに勇気?が必要だが通ううちに打ち解け笑いの絶えない仲間いっぱいのお店。
所狭しと店内に商品を展示、プラス接客が丁寧なお店。
必要最低限の在庫しか持たないがお客様と海へ通いその技量に応じて道具、スタイルを提案するお店。
現代の生活に欠かせない便利な道具となったインターネットで販売するお店。
海からは遠い都市部でもスケートボードやボートサーフィンを使って海とは
別の練習など行いながらサーフィンする機会を提供しているお店などなど
お客さんへ発信する情報も豊富だが
しっかりとお客さんが望むものが把握できるように気配りができ
土地柄を生かした様々なスタイルを支持されている老舗から
新しいスタイルを持ったお店をこの2カ月で体感してきました。
他にももっともっと各地にはいろいろなスタイルをもったお店が存在すると思います。
これから各地へ行き素晴らしいと感じたところを参考にし
各地で感じたことを宮城へ持ち帰り
自分が感じたことを地元サーファーの皆様へ紹介できるようの場所を
震災前の父のようなお店を復活させることが目標です。
本来ならば復興を目指して地元の皆様とともに力を合わせていきたいところですが、
今後のことを考え違う地域でいろいろと勉強したいと考えています。
いつの日か地元へ戻れる日を楽しみに。
つづく
越後将平
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