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skate columnSNOW COLUMN 2014/2/17

 

南浦高志

スノーボーダー 勾玉作家
長野県白馬村に住み、スノーボードや勾玉作をしています。
スポンサー:VOLTAGEdesign、Greenclothing、DICE、FLUX、DEUTER、
ガレージ902、SILKWOODHOTEL、高志の勾玉
1回目 2014/2/12 『身口意』
2回目 2014/2/17 『慈悲の瞑想の勧め』
3回目 2014/3/5 『下座の心』
4回目 2014/3/19 『スノーボードに感謝』

『慈悲の瞑想の勧め』

二回目のコラムです。よろしくお願いしますー。
シーズンも中盤ですねー。楽しんでますかー?
皆様にとって素晴らしいシーズンでありますようにー!

今回は慈悲の瞑想のお話を。

慈悲の瞑想、その昔に仏陀が弟子たちに伝えていた瞑想といいます。とても簡単です。
私も勾玉を作り磨く時に頭で唱えながら磨いています。
まずは、仲の良い仲間、そうでない人でも、
その方を思い浮かべ、
もしくは、この世の全ての生きとし生けるもの、でも良いです。

〇〇が幸せでありますように。
〇〇の苦しみや悩みが消されますように。
〇〇の純粋な願いが叶えられますように。
〇〇に悟りの光が射しますように。
この四つを三回づつ(回数は多い方がいいです、四つの内の一つでもいいです。)
言葉にだして唱えるか頭の中で唱えます。
瞑想と言われていますが、この場合、思いになります。
世の中、いろんな人がいます。
素晴らしい人もその反対の人も、
後者に対してはネガティブな気持ちを向けてしまいがちです、
前回のコラムでも書かせていただきましたが、
怒りや攻撃や中傷などのネガティブなエネルギーを放出すれば、それはその人を直接傷つけ、
それが周り巡ってそのエネルギーが自分に戻ってくるようになっています。
怒りや攻撃は相手も、そして自分も傷ついてしまいす。
同じ波動(全てを創造するエネルギーの素の振動数)は引き合います。
そこで怒りを向ける前に、
グッと気持ちを落ち着けて、その相手に慈悲の瞑想をしてみれば良いかと思います。
なかなか怒りを慈悲の瞑想に変えるのは難しいかもしれませんが、
やっていると「あれ?先程の怒りはどこへ?」ってなって行く事が多いです。
相手側も急には変化はないかもしれませんが、少しずつ少しずつ変わって行けばいいですねー!
余談ですが、神社にある御神体の鏡をみると自分が映ります。
カガミと書きますが真ん中の文字 ガ(自我)をとればカミ(カミ 神)となります。
人の魂は神様からお分けいただいた分御霊(わけみたま)で神様がやどっています。
ですのでどんな人も元々は清い心を持っているはずです。慈悲の瞑想でその心に呼びかけてみましょう。

今の世の中、いろんな所で不調和な出来事や考えが見え隠れしています。
人にある自我や欲望「人よりも自分が」という気持ちが大きくなりいろんな問題が引き起こっています。
その引き起こしている人達に向けて、
「その人達に悟りの光が射すように」って、みんなで慈悲の瞑想をしてみれば!
思いも波動、必ず届きます。
少しずつ流れが変わって行くかもしれませんねー。
イエスさんも「汝の敵を愛せ」と伝えていますねー。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
南浦高志

snow column南浦高志
1回目 2014/2/12 『身口意』
2回目 2014/2/17 『慈悲の瞑想の勧め』
3回目 2014/3/5 『下座の心』
4回目 2014/3/19 『スノーボードに感謝』
 
 
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