松井克師｜スノーコラム｜ボードカルチャー＆ファッションのビジネス展示会：インタースタイル

　COLUMN

SNOW COLUMN 2008/1/23

松井克師生年月日　1971/6/20 かれこれスノーボードを初めて17年くらい経つことに最近驚いてます。人生のほぼ半分やってると、いろんなものが見えてきますな。えー、では、、、コラムってものでも書いてみましょうか。それでは、どーぞ！
1回目	2007/12/19	『コラムってこんなんでいいの？』
2回目	2008/1/9	『休日』
3回目	2008/1/23	『アプローチの大事さって』
4回目	2008/2/6	『てんねん』

『アプローチの大事さって』

スノーボードをしていて、俺に必要不可欠だったのが怪我。
まぁ必要か不必要かと聞かれたら、絶対に不必要に決まってるんだけど。
まぁ、いろんなスノーボードがあってそれも俺はスノーボードだと思うけど、実際は嫌なもんでしょ。
ストレスもたまるし、ブランクにもなるし、やたらお菓子食う時間が増えてデブまっしぐら！
絶対怪我しないようにと努力をしていても、ちょっとしたキッカケで大怪我になったこともあるのも事実だし。
ゲレンデでも危険な人達を見かけるんですよ。
昔から雑誌の中やDVDなのでHOW TOなんてものが、ずっと記載されたり、映像になってると思うんだけど、アプローチのスピード講座ってなんで無いの？
ゲレンデのキッカーやレール、ボックスに全っっっっっっっ然スピードが合ってない人っているでしょ。
びびるくらい上からスピード付けてきて、周りのテンションは上がりまくりで「いけいけー！」ってあおってる奴。
はっきり言って迷惑。
「まじで？」と思いドキドキしながら見てると、当然まくられ気味でランディングの奧まで飛んでる。
普通ならその後、滑って見えてくるのだが、やっぱり見えて来ない。
「やっちゃった？」ってことに気がついて、周りの仲間も急いで滑って下まで行くとランディングの上で手を交差し×印。当然その後はキッカーはクローズでパトロールを呼ぶ始末。「はぁぁぁぁっ」です。
だからと言って、びびり過ぎでアプローチでありえないくらいスピード切りまくってる奴はテーブルの上に「どぉぉぉぉぉぉぉぉぉん」の瞬間「う゛う゛う゛」の声。
もうちょっとキッカーでのジャンプのスタイルより、アプローチのスピードとか、姿勢などを見たほうがいいスノーボーダー続出だと思うのは俺だけなんでしょうか。。。
技がかっこいいライダー達を見て、イメージ膨らますのは全然OK！
でもそれ以上に安全ってのが前提でやってほしいんですよ。
初めて入るキッカーならなおさらなんだけど、ライダーなら必ずスピードチェックってのをしてるんです。
そしてその後に、初めていろいろな技をトライしたりするもんなんですが、、、技の派手な方向に目を奪われがちなのもわかります。かと言って、飛びすぎたり、飛ばなすぎたりすることも結構あるもんなんです。
ホントスノーボードって難しいもんなんですね。

松井克師
1回目	2007/12/19	『コラムってこんなんでいいの？』
2回目	2008/1/9	『休日』
3回目	2008/1/23	『アプローチの大事さって』
4回目	2008/2/6	『てんねん』