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小澤正道
1973.9.18 O型
5歳の時ポケバイに乗り始め、8歳からはスキー、10歳からスケートボード、14歳からギターとドラムを...そして現在もスケートボーダーとして、バンドマンとして、バイク乗りとして刺激を求めてサバイブする男。ニックネームはOZZY。
スポンサー 5050 Skateshop, Roots Skateboards, Stonp, 二番煎じベアリング,
ガレージ沢平,
Firebird industries, TKサイクル, CHROME SHIBUYA |
1回目 |
2016/6/15 |
『宝物はどこにある』 |
2回目 |
2016/7/6 |
『天国と地獄』 |
3回目 |
2016/7/20 |
『絶景を見たいから』 |
4回目 |
2016/8/3 |
『生粋のアウトサイダー』 |
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『天国と地獄』
朝7時
家を出て、梅雨明けを待っている晴れ間の気持ち良さの中。
バイクを15号へ押して出て行くと~
馬鹿でかい永ちゃんのステッカーシートが微笑みかける イカした車がお出迎え。
そしてワンボックスな そのコクピットからは
ステッカーのその人物とは似ても似つかぬイカツイ風貌の男が降りてきた。
週末の開けた朝 月曜の朝イチから気分の良さそうなオーラを匂わす人だな。
そのイカツイ男は誰かを待っているのか 時間の調整をしているのか
それにしてもピッカピカなクルマ。
俺のバイクは軽く暖気運転を始めたけど、時間に余裕があれば少し話しでもしてみたいな。
なんか良いなってオーラに包まれているから あなた何か良い出来事でもありましたか。
とか、
そのステッカー凄いね!
とか、
良い感じの白ヒゲじゃないですか!
とか、
お一人でいらっしゃるのに、朝から素敵な笑顔じゃあないですかぁ!
とか。
これから現場ですか? それにしてもクルマは新車ですか? 中から永ちゃんが出て来そう!
こんなYAZAWAステッカー見たのは初めてです!
僕は観察グセがあるのだろうか。
イヤイヤ 今回の彼には 朝っぱらからヤラレたって事なんだろう。
いきなりの初対面なのに話しかけたくなるような 個人的判断ですが、
特に有名な方ではないと思われるイカツイ系。
人生 山アリ谷アリ
人に歴史あり
こんな言葉をよく耳にします。
勿論 この僕も 山アリ谷アリ そして落とし穴アリ
しかしながら 今現在も僕は 次なる夢の階段を登り続けているような気がする。
もし 地獄って場所があるとするならば
この階段の先に見えてくるものが 地獄ではない事を毎日祈ってやまない。
もし 天国って場所があるとするならば
最後にたどり着く先に ここが天国ってやつかぁ と幸せな達成感に奮えたい。
そう僕は 100% 天国に向けてこの歩みを進めたい。
キミはアホか と言われても それが良い
おまえは地獄に堕ちろ と言われたとしても やはり目指す場所は天国にしたい
もし仮に 天国を目指せる自由があるのならば、
もしココが地獄のラフロードだとしても 僕は止まらずに走り続ける。
最初から 天国へまっしぐら という人もいるだろう。
辿る道の違いによっては 地獄の1丁目ストリート辺りの裏路地で
どういう訳かナイフの餌食になってしまっていたり。
どちらの道に価値があるのか
こっちは違うな と感じた時に 引き返す事が出来る道なのか
分岐点ってヤツは 何度か訪れるのであろうか
色んな選択肢が限りなくあるとも思えるし、
フィーリングという名の波に乗って楽しく青春出来る事もあるかも知れない。
でも もし僕が地獄の灼熱荒野を彷徨っていたら?
飲み水も尽き とうとう目が眩んで来てしまった時
地獄の番人たちが 仲間に入れば 水をやると...
生きていかなきゃ 人生のストーリーは終わってしまうぜ?
ハートに仮面を被せておいて一応仲間に入っておこうかな
イヤ! 俄然振り切って 倒れるまで走り続ける と.....
目が覚めた瞬間 自分が横たわっていた場所はオアシスだった
とか
イヤイヤ~!! 波風立てずに適当にやっていれば そのうち誰か助けに来てくれるだろう
人生のクロスロード と言ってしまえば少々軽すぎるのか
そもそも それぞれの選択肢に 間違いなんてないのかも知れないし
学校の試験ではない 社会人的実践の発想をベースに考えて進めば良いのか
僕は幼少期から 今現在おっさんになるまでに度重なる人生の進路選択を迫られるシーンに出くわして来た。
今更ながらに あっちの道を選んでいたら... なんて思いが無いわけでもないが。
ただ わかっているのは 今の自分の歩んで来た人生と この道は間違いばかりの選択ではなかったってこと。
もちろん仲間達とくだらない笑い話で腹を抱えて騒ぐことも出来ているが、
昔から抱いていた夢を現実のものにしていくパワーと運もある。
この歳になっても まだまだ冷めない熱いものがある。
それはまだ登りきれない夢の階段が続いているからなのか
そのクロスロードみたいなものに 次から次へと遭遇し過ぎてゆっくりと休む暇がないからなのか
他に求めていく 求め方やボキャブラリーにかけているからなのか
馬鹿なだけなのか
答えはあるのか いつかわかるのだろうか。
ただ 僕は この道が天国に繋がるルートであると信じて進んでいくだろう
地獄の廻り道ルートだって通らなきゃならない人生だって事くらいは 物心つく前からわかっていた気がするし
でもやっぱり 僕が目指すのは絶対に天国
だってさ 僕が好きな人達は きっとみんなそこにいるんだろうから
クロスロードなんか 恐れるな。
よし、進もう。
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