COLUMN
SKATE COLUMN 2016/2/10
秋山 弘宣
(Hironori 'Aki' Akiyama)
1957.1.25生れ 59才
1回目
2016/2/3
『序章 アキ秋山への道』
2回目
2016/2/10
『夢に見たアメリカへ』
3回目
2016/2/15
『いざ アメリカへ』
4回目
2016/3/2
『プロの道に確信を持った』
『夢に見たアメリカへ』
第1回世界スケートボード大会。
1975年の8月の開催、実に4か月の猶予。
現実は厳しい時間との戦いの始まりだ。
高校卒業後、家業を継ぎ、日勤は車の修理…からのThe Surfへ毎日通う。
上池台から蒲田へ日々練習がてらプッシュで…
紀藤さんに出場をお願いしてから、心はアメリカに飛んでいる。
「お父ちゃん、僕の勝手なお願いなんだけど、
2週間夏休み下さい、お願いします。
アメリカに行くんだァー僕」
お父ちゃんは、強面で睨みつけながらもうなずいてくれた!
ヤッター 行ける行ける!
アメリカダァー。
親父に2週間の休みの承諾をもらい、
母ちゃんに30万円借金を頼み一件落着。
前借り30万円(当時の月給は5万円)と貯金20万円、トータル50万円。
アメリカに一歩近づいたが18才の若僧が自身で決定を司るにはかなりの勇気を要した
晴れた日は毎日The Surfにプッシュで通った。
深夜12時The Surf閉店後から朝3時まで
環7×首都高速ロータリー(建設中)、平和島へ行って練習をかさねて上達を急いだ。
いよいよ当日も迫りワクワクが止まらない!
バックサイドスピンが8回転回る様になった。
フロントサイドスピンが4~5回
デッキに正座してサーフィンの様にノーハンドでスタンドアップしたり、エンドオーバーも覚えた。
ドッグウォーク、ハンドスタンド、フロントウィーリー、
テールウィーリー、キックフリップ、スペースウォーク・・・。
スケートボーダーマガジンで見たトリックは全部マスターした。
オリジナルトリックが必要だと感じて得意のジムスティック系を使って、
フロントフリップからデッキを高々と頭上にかかげ地面にアプローチするフリップも出来た。
デッキのノーズを軸にスピン等、オリジナル技も習得した。
毎日プッシュが功を奏したのか、スラロームがめちゃ速くなっていた。
秋山 弘宣
(Hironori 'Aki' Akiyama)
1回目
2016/2/3
『序章 アキ秋山への道』
2回目
2016/2/10
『夢に見たアメリカへ』
3回目
2016/2/15
『いざ アメリカへ』
4回目
2016/3/2
『プロの道に確信を持った』
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