COLUMN
SKATE COLUMN
2014/6/4
小川元
(オガワゲン)
1996~2008・2012 日本VERTランキング1位
魅せるVERTチームASJapan代表。
旅行とビールが生きる活力。
1回目
2014/4/16
『オガワゲンです!』
2回目
2014/5/21
『身体のケア』
3回目
2014/6/4
『アジアのスケートパーク』
4回目
2014/6/18
『バートの勧め』
『アジアのスケートパーク』
パークブーム!
日本にもどんどん良いパークが増えてきた!
スケーターにとってスケートできる場所が増えるって事は嬉しいことだね!
スケートには色々な楽しみ方があるけど
パークはルールさえ守れば誰にも文句いわれず思う存分スケートができるし、
仲間も集まる最高の場所!
そこで今回はアジア大好きな僕が実際に滑った中での
韓国・中国・マレーシア・シンガポールのパークを紹介します。
----------韓国-----------
B3 Extreme Skate Park
まずは韓国。日本から一番近く、行き易い国。
ご飯も日本人に合うし、気候も似てる。
往復航空券も格安を探せば本当に安いのも多い。
春川とかいてチュンチョン(Chuncheon)。
その山奥にスポーツ施設があってその中の一角がスケートパークになってる。
受付も不要だし、行けば無料で滑れるよ。
ソウル中心部から電車(特急)に乗って1時間半くらい。
ソウルに宿を取って日帰りでも行ける距離だからちょっとした旅行に最適。
このチュンチョンという町はダッカルビという鶏カルビが有名なので是非食べて帰ってね。
このパーク、週末には沢山のスケーターで賑わうので是非一緒に滑って友達になって、
そして一緒に飲みにでも行けたら最高だね!
冬場は雪が積もるので滑れないから季節に注意。
--------中国---------
SMP SkatePark
中国。まずは上海にあるSMPパークを紹介。
上海の中心部から地下鉄で4-50分ほどの場所にあるSMPパーク。
めちゃめちゃ広いです!大きいRセクションからフラットセクションまでなんでもあり。
一日じゃあ全て滑りきれないんじゃないかな。
上海では毎年ゴールデンウィークにこのパーク近くで国際大会が行われてるから、
それに絡めて観戦&スケートツアーとかしてもいいんじゃない?
電車なら地下鉄10号線終点「新江湾城」で降りて北にプッシュで10分くらい右側。
タクシーで行ったほうが楽だと思うよ。
ビジターは一日30元(2014年現在)で滑走可能。
くわしくはここから ≫≫
http://www.smpskatepark.com/
WOODWARD北京
もうひとつ中国のパーク紹介します。
中心部の王府井(ワンフーチン)辺りからタクシーで行くと、高速乗って1時間近く。
200元前後かかるかな。路線バスでも行けるけど難易度高いからお勧めしないかな~。
星明湖度假村ってのがあって敷地内にホテルがあるのでそこでスケートの受付してください。
くわしくはこちら ≫≫
www.woodwardbeijing.com/
ちなみにWOODWARDってのは元々アメリカのアクションスポーツのキャンプ施設。
通常アメリカでは夏季だけの子供達のキャンプ(一週間単位)運営のみ。
北京では入場料を払えば誰でも1日から滑走可能となってるよ(2013年8月現在)
気候なんだけど冬は雪は少ないものの気温がマイナスになるからスケート厳しいんじゃないかな。
中国はご飯もビールも安い!青島(チンタオ)ビールは大瓶が100円しないからね!
スケートしてビール飲んでおいしい中華食べてってツアーもいいよ。
ご飯もローカルな、漢字メニューのところはオーダー通じなくて楽しい!
漢字の意味だけで指差し注文して、出てくるものが違ったりしてウケる。
それから。
北京と上海は1200kmくらい離れてるから、1度に両方行くなら飛行機じゃないと大変だよ。
--------マレーシア-----------
ちょい足を伸ばして東南アジアのリゾート、プラススケートプランってのもいいね。
特に日本の冬は寒いから、その時期に東南アジアに行くのは最高だと思う。
いろいろとパークはあるけど、お勧めはマレーシアとシンガポールで。
どちらも無料で気軽に滑れるところを紹介するよ。
まずはマレーシア首都、クアラルンプール。
ここ近年、クアラルンプールはすごく綺麗になったから過ごしやすい。
いくつか大きなパークがあるけど、今回の紹介はシャーアラムとプトラジャヤ。
Shah Alam Extreme Park(シャーアラム)
シャーアラムはクアラルンプールのちょっと南西にある街。
夜11時までスケートが楽しめる。昼間はとても暑いので夕方からのスケートがお勧め。
住所は section 13, Shah Alam 無料でスケートが楽しめる。
PUTRAJAYA Extreme Park(プトラジャヤ)
こちらはクアラルンプール市街地とクアラルンプール空港の中間くらいの位置。
ここはクルージングで流すだけでも楽しいパーク。
アクセスがちょっと難しいかな。
こちらも無料で楽しめます。
月~木までは午後7時まで、金~日は深夜1時までスケートOK。
車があれば、このプトラジャヤの市街地がストリートスポットなので是非行ってみてほしいな。
マレーシアのこの2つのパークは交通の便が悪いので、タクシー等の帰りの足を確保しておくこと。
またマレーシア人は国民のほとんどがイスラム教徒なのでビールは全て輸入もの。
シンガポールのタイガービールがあるんだけど、
現地の物価に比べてビールの値段は日本とそれほど変わらない。
食べ物などは本当に安いよ。
---------シンガポール------------
東南アジアお勧めパークシリーズ最後はシンガポール。
物価は日本とそれほど変わらずだけど、町のきれいさではぴかイチ。
きれいな南国へスケート旅行するならここもお勧めだよ。
East Corst Skate Park(イースト・コースト・スケートパーク)
シンガポール最大のパーク。街の中心部と空港の中間くらいかな。
ここも無料で夜10時までスケートを楽しむことができる。
誰でも入れる嬉しいパーク。
人多いので衝突に注意してね。
またシンガポールはストリートスポットも豊富。
中心部にステイして、街中をプッシュでクルージングしてみるのもいいかも。
地下鉄サマーセット駅地上にはストリートパークもあり
シンガポールの有名スケーター達が集まってるから刺激になるかも。
国自体も広くなく、観光スポットも充実してるので家族旅行にもお勧め!
綺麗だし東南アジアの中では治安もかなりいい。
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スケートボードがあればどんな国のスケーターとも仲良くなれる!
是非肌でそれを体験してほしい。
海外で怪我をすると大変なので海外保険に加入することを強く勧めますよ。
色々な国際交流が生まれてみんなが仲良くできるといいな。
ちなみにアジア圏内でスケートボードが盛んな国は
日本、韓国、中国、台湾、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア。
どこに行ってもスケーターに会うことがでるよ!
今回は本当にほんの一部だけ紹介したので、行ってみたい国があったら
そこを自身で開拓していくのも楽しいと思うよ。
今回紹介したパークの事だけど
ひょっとしたらOPEN時間とか料金とか変更してる事も考えられるので、
ネットで簡単に調べられる時代なんでこれをきっかけに
興味を持った国やパークの最新情報やアクセス方法を是非自分で調べてみてね。
それではエンジョイしてね~
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今回の質問はこちらです
Yさんより
今回の冬季オリンピックによってスノーボードハーフパイプで平野アユム君が銀メダルをとりました。
これによってバートが注目され、元さんのようなバートのスペシャリスト達が注目されたり、
各地にバーチの設計が増えてくると思うのですが、
企業や国のお金の使い方を間違えると文化は育たず結果だけが全てを語るようになり、
個人的にはこのまま行けばスケート界もスノーボード界も発展と衰退の淵をふらふら進んでいき、
ビジネスに強い人達がイニシアチブを握っていくと考えています。
そうならない為にはトップ連中がつながって、世代もつながって、メディアもメーカーもショップも施設も
ファンと一体になって意見交換をして文化を育てていく必要があると考えていますが、
元さんはアートであり表現だと言っているように見受けられました。僕も同感です。
そこで質問です。
どうしたら、「アートでは喰っていけないでしょ」「ちゃんと将来を考えた方が良い」
「お金がすべてじゃないなんてきれい事言う奴は○ね」とか思っている人達と
「ファミリー」としてまとめられると思いますか?
回答:
世の中には色々な意見や考え方があるので、なかなかまとまらないですよね。。
また、無理にまとめようとすると摩擦が生じたりします。
お互いの意見を尊重しながら相手を受け入れることで、違う意見でもファミリーになれると思います。
ほとんどの人が「自分の考えが正しい」と思っていますので、
違う意見同士がより良い環境にするために話し合えるなら、
それもファミリーと呼べるのではないでしょうか。
小川元
(オガワゲン)
1回目
2014/4/16
『オガワゲンです!』
2回目
2014/5/21
『身体のケア』
3回目
2014/6/4
『アジアのスケートパーク』
4回目
2014/6/18
『バートの勧め』
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