|
 |
| COLUMN |
 SKATE COLUMN 2014/1/8 |
|
『The SK8 Palace』
皆様、新年明けましておめでとうございます。
最近はお正月でもオープンしている八王子プラネットパークに元日、2日と行ってきました。
お正月から休まずオープンしているのはありがたいですね！！
全体をグルグルクルーズしたあと、奥のキドニーでしっかりゴリってきました。
やっぱ良いです、このパークは。
“The SK8 Palace"
新春一回目は前回の予告どうり
僕の考えるスケートボーダー向け集合住宅についてお話していこうと思います。
まずはむずかしい話は抜きでこの写真を見て下さい。
 
見た事のある方も多いと思いますが、
これは６年前に僕が制作したスケートボーダー向け集合住宅 “The SK8 Palace" の模型です。
この住宅はいつか僕が世界の友人達とその家族で住みたい住宅を形にした物です。
模型の出来はともかくこの写真を見ながら是非一緒にイメージしてほしい。
この模型はあくまで全体のイメージであって大事な部分、
どのような生活がここではじまり、
ここからさらに何が生まれていくのかについて話していきたいと思います。
あくまで僕の想像上の理想ですが。
まずパーク全体の植え込み部分は実はほとんどが菜園になります。
そして住宅の屋上から早朝ドロップして菜園に手入れ＆収穫に行くわけです。
そして玄関裏にまわると共同の食堂、台所がありその日のメンバーで食事をとり
午後はSK8セッションでもいいし、それぞれの創作活動でも良いでしょう。
子供の世話などもみんなまとめて一緒にします。
住宅の中はそれぞれのプライバシーも確保しながらも
半分は共用スペースの図書室やアトリエ、ゲストルームなどなど。
今後スケーターの活躍次第では医者のスケーターが入ってくれても理想ですね。
屋上からのコースは２本あり、
一本は先ほどのパーク行き、もう一本は実は海岸に出れたら最高ですね。
そしてこの住宅はサグラダファミリアのように当分完成しないというのも理想の一つです。
その時代の価値観と次の時代の価値観が作り続ける事によって調和していくのが理想です。
スケートのスタイルもようやく最近その調和を感じるようになってきました。
ボンレスのあとにキックフリップノーズグラインドとか、、、
またこの住宅の住人はみんなで話し合いお互いを認め合う事も大事です。
どうですか？楽しそうでしょ？
そしてここでとても重要な部分ですが、
この住宅模型は僕の作品ですが元となるイメージと概念は
Hundertwasserというオーストリアの偉大な芸術家の概念からきています。
ここでこの方の説明は人それぞれの感じ方を尊重したいのであえてしませんが、
僕自身はこの人の考え方、絵画、住宅すべて大好きで
是非知らない人は知っていただきたいと思います。
とくに水の循環の理論や自然との調和の概念は
これから生きていくために多いに取り入れたいと思っていますし、
そういったすばらしいシステムや概念を取り入れて
ジャンルや人種、国境をこえてみんなで作る住宅と生活が理想なのです。
そして同時多発的に世界中にこのような住宅の集落ができて
そのネットワークで他の国のSK8 Palaceにも旅に行けるのです。
イメージできますか？
それぞれのSK8 Palaceは国や気候、もともとの文化も違うので個性が違ってくるでしょう。
でも同じ思想と目標を共有しているとすればとても大きな革命です。
一見かなり時間がかかるように感じても
多くの意識があつまれば今の時代、ほんの数年でこの住宅の着工と生活が始まるはずです。
今の時代普通に一戸建てを買っていくのも良いですが
人生をかけてこんな未来を想像して実現に動く、悪くないでしょ。
最初にお金は相当かかるかもしれませんが
イメージが人とチャンスを呼び込む事を僕は知っているのできっと造るでしょう。
一緒に同じ夢を見たい人は是非ご連絡を！！
次回は僕の創作活動について書いてみたいと思います。
|
|
|
|
| |
| Copy right © INTERSTYLE Co.,Ltd All Rights Reserved. |
|
