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 SKATE COLUMN 2011/12/7 |
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『まずは自己紹介』
みなさん、こんにちは。
Sb Skateboard JournalやSliderの編集部員、そして今年3月に本格始動した
ウェブマガジンVHSMAGの編集長を務めさせていただいている梶谷と申します。
この度はVHSMAGのウェブディレクター、大塚からのバトンタッチで
コラムを4回にわけて担当させていただきます。
コラム第1回目は、僕のことなど知らないという読者のみなさんのために、まずは自己紹介。
続いて携わらせていただいている上記スケートメディアの話をさせていただこうと思います。
1985年3月31日、当時10歳。
家族でアメリカはシアトルに引っ越し、同年にスケートに出会いました。
現地の小学校でできた友人がスケートボードを持っていて、気がつけばハマっていたというありきたりの話。
当時はトリックの存在すら知らず、毎日プッシュとダウンヒルのみ。
やがてトリックの存在を知り、スケーターの友人が増え、寝ても覚めてもスケートの日々が始まりました。
毎日スケートすることで現地の友人と出会い、自宅以外は完全に英語漬けの生活。
スケートを通して現在の仕事に役立っている英語を覚えたといっても過言ではありません。
アメリカに滞在したのは4年半。
中3の夏に帰国して大阪でスケートを続けました。
アメリカに住んでいたというだけで“アメリカン”というアホみたいなニックネームもつけられました。
その後、東京のNewTypeに触発されてSantというチームを大阪の仲間と立ち上げました。
Santを立ち上げたのは、確か’93年だったと思います。
ちょうどその年にGirlが誕生し、どうしてもアメリカでスケートがしたくて
仲間と遊びにいったカリフォルニアでチーム立ち上げのアイデアが生まれました。
まぁそれはいいとして、
当時はSFのEMB、そしてLAのコートハウスというスポットがスケートメッカでした。
夢のコートハウスでスケートをしていると、日本人スケーターのグループに出会いました。
ここで出会ったある男が、僕の現在の仕事に大きく関わってきます。
名前は諸事情により伏せますが……仮にEくんとでもしておきましょうか。
’97年には森田貴宏氏が主宰するFESN『東西南北』でともにフルパートを担当し、
現在はSlider、VHSMAGで一緒に働いています。
Eくんとはなにかと縁があります。
幸運にもEくんをはじめとする周りの友人のおかげで、
スケートメディアでの仕事をさせていただいています。
自分はスケートしか知らないので、幸運としか言いようがありません。
初めての取材は’90年代半ば。
大阪のローカルZineでTSA Clothingのトム・ペニー、チャド・マスカ、クリス・セン、
またGirl/Chocolateのガイ・マリアーノ、キーナン・ミルトンやエリック・コストンらのプチインタビュー。
これは仕事とは言えない、半分遊びのようなものでした。
仕事と呼べるものに関しては、
Secretcutでのリッキー・オヨラのインタビューの翻訳が初だったと思います。
パソコンの“パ”も知らなかった自分に
いろいろと教えてくれたのがSecretcut編集長の中村晋久氏でした。感謝。
後にTransWorld SKATEboarding JapanやFESNでの翻訳もお手伝いさせていただくようになり、
ロドニー・ミューレンの自伝『The Mutt』も一冊翻訳させていただきました。
そうしてSb Skateboard JournalやSliderでの翻訳/執筆、VHSMAGへと続いていったというわけです。
ざっとこんな感じですか。
要は住んでいたアメリカで英語を覚えて、
現在はスケートメディアに携わっている中年だということです。
次回はそのスケートメディアの中から、Sb Skateboard Journalについて書きたいと思います。
では。また次回お会いしましょう。
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