COLUMN
SNOW COLUMN 2016/10/19
金原 隆
1973生まれ 静岡県出身
1995、板屋〔THE ITAYA〕OPEN
THE ITAYA OUTLOW SERVICE ブログ:
http://itaya.hamazo.tv/
1回目
2016/10/19
『今と昔からのこれから』
2回目
2016/11/2
『カナダでのこと』
3回目
2016/11/15
『もとめられるもの』
4回目
2016/12/7
『handshape』
『今と昔からのこれから』
さてさて、以前から毎回、楽しみにしているこちらのコラム。
まさかのところから、キラーパス。読む側から書く側に、、、ついででいいんで見てやってください。
いきなりですが、いまの時代モノの購入のしかたって、いろんな購入の方法があります。
大きく言えば、ネットショッピングから対面販売などなど、
野菜は八百屋、酒は酒屋なんてのは、昭和の話、コンビニ一軒でほとんど事足りるご時世です。
そんな中、時代の流れを少し思い出しながら、少し昔に浸りつつ書いていこうかなと。
ワタクシがスノーボードを初めて買ったときは、
詳しくモノのことなど知らないクセに、気に入ったモノを違うショップで買い揃え、
ウェアも普段、服を買う感覚で上下別のブランドを当たり前のようにセットアップ。
当時のショップさんにとって、一番嫌がられる買い方で、ワタクシはアイテムを揃えました。
何がカッコよくて、何がカッコ悪いかなんて、全くわかんないのに、全てノリ、そしてビジュアル重視。
今思うとホントでたらめな買い方だったのかもしれません。
そんな手探りでスノーボードのアイテムを買いそろえていた時代から少し進むと、
こんどは辞書みたいに、ぶ厚いカタログ本とにらめっこして欲しいモノをさがす時代になり、
ワタクシも夏になると近くの本屋に買いに行ってました。
しかも何冊も、同じこと、お約束しか書いてないものをですよ。
でもそれを見比べるのも楽しかったし、当時は唯一の情報源でもありました。
なかでも、スリルジャンクションてのが個人的に好きでしたね。
こんなとこがサーフィンやスケートボードの買い方、選び方と少し違ってた気もします。
またカルチャーとして歴史の違いでもありスノーボード独特な特徴だったと思います。
似たような業界からは「スノボーはファッションだ!!」なんて当時は言われてましたしね。
偏見に近くて意外に気持ちがイイ視線、感じてました。
そしてそしてインターネットってのがやってきます。
今思うと、一番の大きな事件だった気がします。
当時、良くも悪くも、新しいモノやイイといわれるものに素直だった方、すぐ溶け込めた方、ある意味正解です。
もちろんワタクシもお世話にはなってますが、いろんなことが変わりましたね。
この時代の到来が、世間の皆様の最近のモノの買い方の特徴でもある、
「イイと言われてるものしか買わない買えない」の原因で、
モノを得ることによって変えていく、変わっていくということや
答えを出すまでのプロセスだったりを重視するとこから、
結果がすべての時代にかわってきたきっかけのようにも思えます。
ここ最近自分で考えて「俺はコレがイイんだよね」って、モノを買う方少なくなりました。
失敗したくないというか、間違えたくないのかは、わかんないけど、
でも自分で考えて選んで、それ使いこなす。
そうすると得られる感覚、独自な喜びってあると思いませんか?
その昔、板を買う時に、ぶっちゃけどう考えても、ミスマッチなものを
「この板あなたに合いますよ」なんて言って勧めて、
全くモノのことがわからない人に「ハイ、あなたはコレ!!」
とかみたいなこと言って売ってたお店たくさんありました。
そこから考えれば今の時代、ネットで板買っても全く問題ないのも事実。
様々なモノが売れる便利な工夫がされているわけで。
また当然、経過とともに経験や知識が蓄積されたこともあります。
今現在インターネットの今のあり方やSNS、ダメを押されれば一生データとして残り、
ネットの検索で引っかかる時代、書きこまれたらハイ終了。
ホント売り手より買い手がすべてな時代。
以前と完全に逆転しました。
だからこそ自分自身、店はもっとしっかり見せて、しっかり話して伝えるアナログな部分、
がんばってこだわりたいな、なんて思ってます。
レジェンドというか諸先輩方、先駆者たちは
たくさん間違えて、体張って、発見を繰り返し、素晴らしいモノ開発してきてくれました。
どの世界、どの分野もそうだと思います。
ワタクシも微力ながらに自覚をもって、
今を考えながら日々楽しんでいきたいというのが本音なわけです。
滑れなくなるまで、こいつらと
金原 隆
1回目
2016/10/19
『今と昔からのこれから』
2回目
2016/11/2
『カナダでのこと』
3回目
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『もとめられるもの』
4回目
2016/12/7
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