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COLUMN |
SNOW COLUMN 2012/8/29 |
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田島継二
1978年6月6日生まれ HEART FILMSクリエイティブディレクター スノーボード歴19年
ライダー活動を経てフィルマーに転向。2005年にはカナダのフィルムプロダクション
『WHITEOUT FILMS』で日本人初のフィルマーとなる。
BURTON、ABSINTHE FILMSなど国内外問わず数多くの作品の撮影に参加。
現在はカナダを拠点に活動中。
HEART FILMS http://www.heartfilms.com/ |
1回目 |
2012/8/8 |
『動いてみる』 |
2回目 |
2012/8/22 |
『ウィスラーブラッコム』 |
3回目 |
2012/8/29 |
『やる気』 |
4回目 |
2012/9/4 |
『一期一会』 |
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『やる気』
フィルマーに転向した2004年。
フォトグラファーのマルさん(DICE-K MARU)やタダシ(布施 忠)と一緒に活動出来るようになって、
いろんな世界をみせてもらえ、滑りだけでなく世界トップクラスの意識レベルを肌で感じることが出来ました。
その頃、本格的にカナダで活動していた日本人ライダーは
タダシや、ゴロー君(小松 吾郎)しかいませんでした。
自分にとってもスノーボードを初めた頃から雑誌で見ていた憧れのライダー達。
カナダを代表するライダーのデバン ウォルッシュや、
ユシ オクサネン、マイキー レンツ、フレディーなどのBURTONグローバルチーム、
他にも素晴らしいライダー達と撮影させてもらったりしたけど、タダシはその中でも動きが早い。
何より言葉ではなく、滑りで認めさせた今も日本が誇る世界トップクラスのライダーです。
マルさんが10年に渡りタダシと活動した写真集、
『I DON'T WANT TO GROW UP!』にカナダでの貴重な写真はもちろん、
本人・関わった人のインタビューも書いてあるので是非チェックしてみて下さいね。
http://www.visualizeimage.com/pickuptitle/magazine/vimag00002/
http://www.youtube.com/watch?v=_eBkfyTibXI
バックカントリーで、何か撮影できそうなポイントを遠くから見つけたら
大抵の場合、実際やれるかどうかの判断をその場で止まって考えてしまうんだけど
タダシやデバンたちは気になったらすぐ動き、
ダメかもしれないけど、大変なハイクをしてでも とにかく実際近くへ行って目で確かめます。
滑りたい、画を残したいっていうモチベーションがとにかく高いんです。
一言で何がプロスノーボーダーなの?というと難しいけど、
大会などでの活動はひとまずおいておいて、
撮影というかたちで彼らを見ていて知れたのは、
いい滑りができて、いい写真や映像が残せた時の喜びや達成感はもちろん、
それが多くの人々の心に響き、その対価としてスポンサーよりお金をもらえて仕事になっていること。
自然を相手にした撮影では大変なこともいっぱいあるし、
怪我はもちろん、大げさではなく万が一のリスクも隣り合わせ。
そんなリスクを負わずに
仲のいい友達と一緒にワイワイ滑る方が絶対楽しいはずだけど、
(これが大事なんですけど 笑)。
でもそれとは別に、
本気でやる気をだせば、もっと違う世界に行ける可能性が十分にあるライダーも多いと思います。
一日本人として、これから海外に羽ばたいていけるライダー達を見れるのが楽しみです。
HEART FILMS http://www.heartfilms.com/
HEART FILMS Facebookページ http://www.facebook.com/heartfilms
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