interstyle magazine
 COLUMN

skate columnSNOW COLUMN 2009/2/12

 

荒井 Daze 善正
千葉県出身。
フィルムクルーACTPICTURESに出演。
百万人に一人と言う難病、慢性活動性EBウィルス感染症に冒され、
一時は死も覚悟したが、たくさんの人の協力と応援、
スノーボードへの気持ちで克服し、またスノーボーダーとして復帰。
その模様その後はdazeblog にて公開中 http://blog.goo.ne.jp/dazet/
1回目 2009/2/4 『スノーボードの可能性を感じた一日。』
2回目 2009/2/12 『幸せの基準 』
3回目 2009/2/16 『出会いと成長 』
4回目 2009/3/4 『No snowboarding No real life』

『幸せの基準』


どうも~二回目dazeです!
今回一枚目の写真はいよいよ移植の日につながれていた点滴や心電図モニターの写真です。

これだけたくさんの点滴になると胸の上からカテーテルを挿して心臓近くまで通して直接輸液します。
骨髄移植の骨髄液もココから入れられました。
こんなにたくさんの点滴とモニターをつけられて大袈裟だな~と思っていましたが全然大袈裟じゃなかった!?

42度近くまで出る熱と心拍数が200を超える状態が約2週間続いた。
この時、感じた事が本当に「死ぬ程辛い思いだったのかもな?」っと最近思う。

あの思いがあったからこそ最近は何もかもが幸せに感じられます!
約2年掛かったけど雪山にも戻って来た。
本当に嬉しかった。
三年前の俺は楽しくスノーボードをしようと心がけていたけど
本当の意味でスノーボードを楽しめていなかったのかも知れない。
でも今はあの時の思いがあるから何もかもどんなに小さな事さえも幸せに感じる様になれた。
今は本当の意味でスノーボードを楽しめています!
人間欲深い生き物で、すぐに最初の楽しかった思いを忘れてしまう。
でも、今は最初の楽しかった思いを思い出せた。
スノーボードを眺めているだけでも楽しかったあの頃の気持ち。
「幸せの基準」が今ニュートラルに入っています。
社会の喧騒に流され幸せの基準が狂ってしまったらスノーボードで思い出しましょう。
人生が更に楽しくなりますよ!
来週はいよいよインタースタイルパシフィコ横浜!楽しみです!

snow column荒井 Daze 善正
1回目 2009/2/4 『スノーボードの可能性を感じた一日。』
2回目 2009/2/12 『幸せの基準 』
3回目 2009/2/16 『出会いと成長 』
4回目 2010/3/4 『No snowboarding No real life』
 
 
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