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| COLUMN |
 SNOW COLUMN 2008/7/16
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『エロと横ノリ～欲求不満～篇』
ど～もぉ、たっき～です♪
夏が来ましたねぇ♪
みなさん、呑んでますかぁ、ビールがなまら旨い！
この時期、滑りたい滑りたい、早く雪降れ～なんて、
反社会的なフラストレーションを溜めこんでいるスノーボーダーの方も多いと思います！
カタログ号が発売され、雪もないのに情報に踊らされる、「滑りたい病」はマックスに…
キャバクラ行って悶悶として帰ってくるのと同じくらい生き地獄です。
真夏なのに冬の事ばっかり考えてしまう、そんな変態…いっぱいいらっしゃるんでしょうね♪
おいらもその一人♪変態レベルなら、負けませんぞぉ～♪
でもこれ、俗にいう欲求不満ってやつですよね…
自分の欲望が満たされない為に起こるこの感情、心身ともに悪影響を及ぼしてしまいます。
夏です、みんなフリーに発散しましょう♪
夏だ♪ビールだ♪横ノリだ♪
って～ことで、夏には夏しかできない遊びを満喫しましょう♪
おいらのいる北海道は、特にはっきりとした四季を感じることができます。
冬は一面が銀世界、夏は深緑に囲まれ、春は青く、秋は赤く、一年を通し表情を変化させてくれます。
北海道で感じることのできる夏は俗に一週間と言われ非常に短い。
短い夏だからこそ、満喫したい。
そして、ライダー達はこの短い夏を楽しむことで、冬に向け充電を行います。
この時間をとても大切だと考えている『ホッカイダー(北海道のライダー)』が多いように思います。
あえて一年中、ライディングできる環境に身を置かずに、
この時期、スノーボードに対し、心身をリフレッシュさせる。
人それぞれ考え方が違うとは思いますが、
「この期間を経たことでマンネリ化を防ぎ、この程よいフラストレーションが、
次のシーズンへの爆発的なエネルギーに変わってくれる」とおいらは認識しています。
って、事でおぃらも今現在、欲求不満の塊です！
＊女人限定：誰か、おいらの悶悶、受け止めて♪
北海道では時間がゆっくり流れています。
きっと、北海道に住む人たち、道産子がそんなリズムを作ってくれているのでしょうね♪
北海道は日本人に開拓され、今に至ります。
その頃の北海道は、「蝦夷地」と呼ばれていました。
日本人が蝦夷地にやってくる前、古くからその地で生活を営んでいる人たちがいました。
「アイヌ民族」です。
彼らの事を日本人は
『蝦夷(エゾ)』
と呼んでいました。
彼らが残した文化は、今でも北海道のいたるところで見られます。
スノーボーダーになじみ深いこんな地名はご存じですか？
サッポロ、ニセコ、ルスツ、フラノ、マコマナイ、カムイ、等など
これらは全部、アイヌ語が語源となっている地名なんです♪
実は この文化は北海道を飛び越え新潟まで南下し、広がっています。
アイヌ文化では、あらゆるものに神が宿ると考えられ、
そして神は人の役にたち、さらに人も神の役にたつ、
そんな持ちつ持たれつの関係が神と人との関係であったようです。
大切にするからこそ、大切にされ、愛するからこそ、愛される。
自然を大切にする心、生き物を大切にする心、
物を大切にする心、食べ物を大切にする心、人を大切にする心…
それらは全て自分に返ってくるものなのです。
とても素晴らしい文化がそこにはありました。
アイヌ民族が残してきた足跡、
それは現在でも『ホッカイダー』の心のどこかに生き続けている物なのかもしれません。
先日、こんなニュースがありました。
『アイヌ民族を先住民と認める決議を採択』
国が今まで認めようとしてこなかったグレーゾーンについて、一歩前に前進しました。
現代人が忘れてしまった大切な心、アイヌ文化から学ぶ事が今だからこそ、必要なのかもしれません。
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