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 COLUMN
skate columnSKATE COLUMN 2009/2/12  
伊藤慎一(イトシン)
1981年生まれの現在28歳。茨城県出身の東京在住。
2002年度AJSAランキングアマ1位に輝き、2004年度 中国全国大会、銅メダル 、中国北京大会、銀メダルを獲得、2007年にタバコ、セブンスターのイメージキャラクターに選ばれ、2008年TRANSWORLD SKATEBOARDING JAPANのBEST STREET SKATER を受賞! 同時に自ら立ち上げたチームのBEST TEAMも受賞。
出演 VIDEO&DVD(パートを持った作品)
2004年DVD DAZE/DAYS 2005年DVD CATCH ME
2006年DVD BARCELOGY 2007年DVD JAG
2008年DVD Endless Question 2009年DVD One Yearr
1回目 2009/1/21 『スポンサー』
2回目 2009/2/4 『大会』
3回目 2009/2/12 『雑誌』
4回目 2009/2/16 『転機』

『雑誌』


こんにちは?
こんばんは?
時間帯が分りませんが、見てくれてありがとうです。
一人の戯言を。
最近に限らず、冬なので寒いですね。
でも、俺は毎日滑っているって言っても過言ではありません。
2月の18日にはインタースタイルでボルコムの大会が行われるため、
日々室内ミニランプ24 Mizuho Baseで戦っております。(寒いからではありませんよ。)
日本ランプマスター達が戦うビックイベントなので、ストリート好きな俺は、勝てるわけが有りません。
残念です。
ですが、努力したいと思います。どこかで報われるはずだと信じておりますから。
ちなみに、俺たちLesqueもインタースタイルに出展します。
ブース番号は108です。
その前で、トランプでもやっているので君も遊びに来てください。
居なければ滑っています。
そして、新しいDVD One Yearも流しているので、こっそりチェックしてくれたら嬉しいです。
自己満足なのであしからず。
そして、今月発売された雑誌sb magazineに俺たちLesqueが出ているのでチェックして下さい。
チームメイトの山崎祥太のライダーキックと
同士の荒畑潤一のフロントフリップバンクインが最高にかっこよかったです☆
もう一つ、Transworld japanにも俺たちLesqueが出ています。
8ページの特集なので見てください。
チームメイトの山城正隆の六本木レッジはビビリます。
世界中から強豪なスケーターが攻めているのにもかかわらず、
未だかつて出てこなかった、フロントブラントを数発でメイクです。
信じられません。
俺は毎日彼のスケートを見て盗んでいます。
って宣伝はここまでにして、どうしたら、雑誌に出てこられるようになったかを話したいと思います。

2回目のコラムから話は続くのですが、結局大会は楽しいですが、雑誌には出られませんでしたので。
足りない頭を俺なりに色々使い、雑誌に多く出てくる人達を研究しました。
その人達のほとんどが東京で活動していることに気づき、東京に出ることを決めたのです。
それまでは、日本のスケートシーンに興味は有りませんでした。
日本のスケーターも全然分らなかったし…
今となっては住人になってしまいましたが、
地方にデモに行くと、俺の事なんか知らない人も居ますからね。
気持ちが分ります☆「上手いですね」って話し掛けられて仲良くなっちゃいます。
結局本当にスケート好きな人は、業界なんて興味ないですからね。
東京より地方の方が上手いスケーター多いしね。
ファッションスケーターなんか糞食らえ。
ですが、雑誌に出たいならそんな事は言っていられません。
少ないメディアなので戦争です。
本当にやる気がないと、雑誌に出ることは難しいのです。
そこで俺はすぐさま行動し、インターネットでシェアハウスを探し、
一軒家に10人という過酷な状況に入りました。
住まいは東京の祐天寺という所で、渋谷まで電車で3駅です。
敷金礼金は無く家賃光熱費込みで3万円でした。
が、俺の寝る所は、8畳に二段ベッドが2つあり、そこの左下が俺の居場所でした。
勿論キッチントイレ風呂は共同です。
そして、凄いのが俺以外中国人でした。
もちろん知り合いではないです。
入居後、金と洋服が盗まれました。
ですが東京、仕事は豊富です。
暮らしに不自由は無かったです。
そんなゲットーを拠点として俺は田町のパークに入り浸りました。
最初は色々な人に嫌われていたと思います。
上手いけど、ダサいよねぇとか、田舎臭いよねぇとか、陰口の嵐でした。
でも、負けず、俺のスキルを毎回フルに使い、東京の兵たちを倒していったのです。
半年掛かりました。
そして、同士もできました。
今や色々な雑誌でよく見ます。
原博明です。
彼は同じ時期に上京してきて、一緒に戦いました。
そして、スタイルもファッションも文句なしの彼が東京中噂になり、色々な著名人と打ち解けて行きました。
そのスネをかじり小心者の俺も頑張って打ち解けて行きました。
最初に拾われたのは今は無きメトロピアのDVDデスリバース、
デイズデイズを作成フィルミングした江口勲次郎です。
デイズデイズを見たことの有る人は分るかも知れないが、
俺が始めて彼に撮ってもらったのは、代々木公園のスロープレールでのラインでした。
クイックでフリップして、クイックでフロントスミスの緑色のTシャツです。
あの時は相当緊張していました。
ここで俺の実力を見せて、又撮りたいと思わせなければと、頑張りました。
時間も相当掛かったと思います。
その時の俺のレベルの最高を出しましたから、
それがキッカケで、ビデオ撮影に誘われて、積極的に参加しました。
やはり、ビデオを回すのですから、自分の壁を超えて行きます。
そこで、それを収めるフォトカメラマンが登場してきたのです。
ビデオカメラマンと、写真カメラマンは繋がっているのです。
彼らもスケートが好きで、写真が好きなのです。だから、実力のある人を撮りたいのです。
だから、一石三鳥スタイルで、事が運んだって事です。
なので、雑誌に出て活躍したいなら、スポンサーやお金をゲットしたいなら、
東京に出てきて実力を見せ、ビデオを作っている人と知り合い、
一緒に作品を作りながら写真を撮ってもらうスタンスが一番いいと思います。
地方だと、真剣に作品にしたいとか思っている人が少ないと思うのと、
メディアが東京に集中しているので、キッカケが沢山有ります。
雑誌社に売り込んでくれるカメラマンも沢山居ます。
実力に自信があって、スケートで生活を考えているなら、早めに上京することを進めます。
たった1度の人生、若いうちにしか失敗は許されません。
30過ぎてからの失敗は取り返しが付きません。
人生経験の為に沢山冒険することを進めます。
20代で稼いだ経験を30代で使うのです。
無茶してください。

スポンサー
Lesque skateboards(Resunce) http://lesque.com/
SPITFIRE WHEELS(DLX) http://www.dlxsf.com/catalogs/fall08/sf/index.html
LAKAI SHOES(Lakai) http://www.lakai.com/index.php
ELWOOD(Elwood) http://www.elwoodclothing.com/
INDEPENDENT TRUCKS(Bigwing) http://www.bigwingskate.com/
SOURCE BOLTS(JM)
IGROW BEARING(Igrow) http://igrow.cc/
SCENE(Shop) http://www.scene-sb.com/
Blog http://blog.livedoor.jp/scenerider/archives/cat_50035173.html


skate column伊藤慎一(イトシン)
1回目 2009/1/21 『スポンサー』
2回目 2009/2/4 『大会』
3回目 2009/2/12 『雑誌』
4回目 2009/2/16 『転機』
 
 
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